1950-04-08 第7回国会 衆議院 本会議 第35号
御承知のごとく、戰時、戰後を通じまして、現在まで国有鉄道の建設線の施行を実施することができませんでしたのは、もつぱら資材と資金の関係からでございまして、必ずしも建設線が不要であるという考え方からではながつたのであります。
御承知のごとく、戰時、戰後を通じまして、現在まで国有鉄道の建設線の施行を実施することができませんでしたのは、もつぱら資材と資金の関係からでございまして、必ずしも建設線が不要であるという考え方からではながつたのであります。
なお製油工場に対しまする資金資材の割当事務がございますが、ただいまのところ資金については、復金融資の関係がなくなりまして、もつぱら資材の関係の仕事が残つておるわけでございますが、油脂課長といたしましては、これらの諸般の事務を統率いたしまして、適切な運営をいたすことに責務を持つておるわけでございます。
一方建築行政は、もつぱら資材節約の面にまいりまして、木造建築物統制規則といつたような規則も職後施行せられまして、建築行政はもつぱら資材の節約という方へ向けられておつたのであります。終戰とともに、早く防火の規定を生かすべきではございましたが、当時混乱のままに一年有余を過ぎまして、その間かりのバラツクが戰災都市に相当数建つたのでございます。
現在電源擴充強化の隘路と申しますか、支障と申しますか、それは他の公共建設事業との總合調整ができないとか、あるいはまた主管官廰が不適當であるというようなことにあるのではないのでありまして、もつぱら資材、資金、勞務等が現在のわが國情に照らしまして不如意であるというところに大きな原因があると考えるのであります。